2015年05月30日

全国総会・東京大会(前編)

150530-a1150530-a55/30、31(土,日)と全国総会・東京大会がホテルサンルート有明(お台場)で行われました。お昼ご飯を食べおわり近くの公園で瀬出井さんや前泊組の兵庫の宮野さんに会う。さぁ、いよいよ始まる。受付会場へ行くと知った顔が続々と集まってきます。1日目の内容は、ワークショップ、全国総会、福祉機器の展示、レセプション。参加者は総会・約60人(当事者のみ)、レセプション・約110人。緊張感あふれるネクタイ姿の鴨治慎吾・会長が現れる。準備お疲れ様です。

150530-a3150530-a2150530-a4




まず「障害者の災害対策ワークショップ」。防災に関する頸損(当事者)代表の挨拶、ワークショップの説明。男性グループと女性グループに別れてリーダーの指示に従いチェック項目の確認へ。災害時の対応について話し合いました。気がつけば時間も押し迫り、リーダーさんの意見発表。今回は大勢の参加者が来ていたのでもう2、3のグループ編成はできたかもしれません。主催者の嬉しい悲鳴でしょうか。

150530-a7150530-a8150530-a9150530-a6




全国総会は議長・宮野氏。昨年度活動報告・決算、本年度活動方針・予算、支部の活動報告(本部より)、役員の発表等は滞りなく終わりましたことをご報告します。

150530-b2150530-b3150530-b4150530-b5




150530-b1150530-b7150530-b6




レセプションの乾杯挨拶は「最近、一人暮らしを始めたという若手女性」乾杯!旧交を温め楽しいひと時です。最近始めたFacebookでの顔見知りとも「やぁ!」「おっ!」と初対面とは思えない関係。こちらも日頃のお付き合いでしょうか。各テーブルを行き来して宴も終わりの方になりますと、かなりくつろいだ雰囲気。終盤は三戸呂・全国頸損連絡会会長の映像・挨拶。なぜか笑いが出る。長ーい、闘病生活お疲れ様です。電動車いすに乗車できる様になったんですね。もう少しお時間が掛かるようですがお大事になさってください。余興のマジックショーが終わった頃になると、日帰り組で早めに帰る人も出てきました。事務連絡は石毛さん。ここまで来ればスタッフもひと安心。

今年も無事に終了、と思ったその時…あれ?体が揺れている「地震だ!」小笠原を震源とする大きな揺れ。震度5は久し振りの体感。「関東は揺れるね」と関西組。ホテルの場内アナウンス、EVは停止。地震の揺れが収まりスマホで検索するものもあり。しかし宴会場から抜け出す者はいませんでした。建物は頑丈ですから。ホテルで良かった!ここからは皆さんそれぞれ、様々な物語があったようです…そこはまた後日、あるいは「会員の声」お待ちしています。

(by会長)

k_sonet at 23:41│Comments(1)TrackBack(0)clip!活動報告 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by 会長   2015年06月17日 15:11
ワークショップで話題に挙がった内容をいくつか挙げておきます。

【例1】3・11以降、食料の保存は3日間というよりも7日間の準備が必要と言われているがどうでしょうか。参加者から「うーん、準備していない。」スペースの問題もあり(理想は時々食べて回すと良いのですが、いざとなるとやっていない)。

【例2】電気関係は?懐中電灯はあります、ラジオもあり(部屋の明かりを消してみたが、新しいタイプのLEDでも光量は弱かった、介助には不向き)。心配なのはベットのエアークッションを利用されている方から。本当は発電機が理想ですが、購入までは考えたことがなかった。

【例3】家屋の倒壊を考えてパンク修理キットは用意しています。キットがあればヘルパーがいれば対応可能。(旅先でスプレー缶を使用したが、液体を床にばらまいた経験があり。練習は必要かも)。

【例4】ヘルパーの確保は?なるべく災害時にも優先的な対応を事業所に依頼しています(だが、あの大雪の時はヘルパーは来られなかった。多くのヘルパーに関わって貰いリスクの回避が必要なのかも)。

【例5】ご近所さんとのお付き合いは?地域の防災関係のリストに登録、なにかあれば応援に来てもらえるようにしています。「備えあれば憂いなし」。以前、被災された方から「星野さん、デジタルな生活の中にも、アナログな生活を一つぐらい実践されたら。例えば身内の携帯番号だけは電話帳機能を使わずプッシュする」なぜかこの言葉を思い出しました。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔